September 14, 2004

それで終わるわけではない。

宅間死刑囚の刑が執行された。
最後まで自分が何をしたのか
その本当の意味を知らず
謝罪の言葉を口にすることもなく

犯人がこの世から消え去っても
子供や友達を失った痛みが消えるわけではなく
関係者の方々の中では
まだ何も終わってはいないのだと思う。

死刑ってなんだろう。。。

死刑に反対する気はない。
けれどこれで全てが終わったのだと
事件が風化していくのはどうかなぁと思う。

宅間死刑囚がなぜ事件を起したのか
完全に理解できる人などいないと思うし
理解できる日が来るとも思えないけれど
同じような事件を再び起こさないために
まだまだ考えるべきことは沢山あると思う。

自分自身が
彼の持っていた狂気に似た部分を
持っているからこそ
私はこの事件を忘れることはできない。

すべての子供が
笑顔で安心して暮らせる世界が
どこかにあるならいいなぁ。。。


m-25_67732 at 17:28│Comments(0)TrackBack(0)ふと思うこと 

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